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被災地の子どものストレス

2012年05月30日 (水)

◆東日本大震災から1年以上が経過した現在も、被災地の子どもの半数近くが生活に制限を受けたり我慢している。そんな調査結果が、3歳から5歳までの子どもを持つ母親800人を対象にP&Gが実施した調査で分かった
◆調査結果では、震災前と現在を比較して、「子どもの生活に制限や我慢をさせている」とした母親が、東北エリアで44・6%となり、東日本エリアの18・0%、西日本エリアの11・0%を大きく上回った
◆さらに「子どもがストレス等を感じている様子が見受けられることが増えた」「子どもを叱ることが増えた」等でも、東北が東日本や西日本を上回り、子ども、母親双方のストレスが現在も軽減されていないことも明らかになった
◆被災地の復興は進んでいるとされるが、未来を担う子どもや母親たちがかつての生活や笑顔を取り戻すまでは、復興は完了しない。問題を抱えつつも子どもへ深い愛情を注ぎ、懸命に子育てをしている母親たちの想いに応えるべく、国を筆頭にした取り組みや支援が今後も求められている。



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