TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【東大病院研究グループ】制御性B細胞、脂肪組織の炎症抑制‐メタボ治療への応用に期待

2013年10月28日 (月)

 マウスにおいて脂肪組織に存在する制御性B細胞が脂肪組織の炎症を抑えることを、東京大学病院循環器内科の研究グループが発見した。また、この制御性B細胞は肥満するとマウスだけでなくヒトでも減少することも分かった。これは、炎症を進行させる細胞の働きの方が炎症を抑える細胞の働きよりも強くなり、炎症が進んでしまう可能性を示す成果といえる。また、制御性B細胞が作るインターロイキン(IL)10が炎症の抑制に重要なことも見出した。研究の進展により、脂肪組織の制御性B細胞はメタボリックシンドロームの新たな診断・治療法開発の標的になることが期待される。

 近年、食生活の変化や運動不足に伴い肥満が増加しており、心筋梗塞や脳卒中の危険因子としてメタボリックシンドロームが注目されている。肥満では脂肪組織に慢性の炎症が起き、メタボリックシンドロームに伴う心血管病や糖尿病等の生活習慣病の発症を促進していると考えられている。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術