ジェネリックメーカー大手の沢井製薬とサンドは10日、サンドが今年3月に製造販売承認を取得した遺伝子組み換えヒト顆粒球コロニー刺激因子(G‐CSF)製剤のバイオ後続品『フィルグラスチムBS注75μg/150μg/300μgシリンジ「サンド」』について、国内での共同販売契約を同日付で締結したと発表した。11月下旬の薬価基準収載後に2社で発売を開始する。
フィルグラスチムは、血液中における好中球の産生や機能を高める作用等を持つ生理活性蛋白質で、がん治療においては、化学療法による好中球減少症、再生不良性貧血に伴う好中球減少症等に使用されている。先行品は協和発酵キリンの「グラン」。
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