7月15日に「ヘルスケア分野における産学連携セミナー~虫の目(分子レベル)と鳥の目(全体像)で見るヘルスケア分野の産学連携、これまでとこれから~」開催 千寿知財企画

2015年06月29日 (月)

 「健康寿命の延伸」「医療費の適正化」「産業の振興」の一石三鳥を狙った日本再興戦略の一環として、ヘルスケア産業がこれからの日本の社会システムに重要な役割を果たすことが期待されています。そのためには、従来の医療業界のみならず、広い意味でのヘルスケア産業創成に、ナノテクノロジー・センサー・制御・情報処理等の工学さらには新しい開発手法などの科学技術の智の結合・融合が望まれます。

 今回は、企業と大学の両方でライフサイエンス研究を、知財・法務や研究実務を長く経験した講師が、産学連携における自身の体験を踏まえ、ヘルスケア分野における産学連携に必要な基礎的事項、研究テーマの目利き、プロジェクト編成、産学がWin-Win形成する共同研究契約、成果のマネジメント、ライセンス・協業の進め方、臨床医との付き合い方等について、実務経験者ならではの「ここだけのお話」が聞けます。万障、お繰り合わせの上、ご参加頂き仕事に活かして頂くことを期待しております。

 (研究者・産学連携(ベンチャーも含む)実務者・研究企画者向け)

日時

平成27年7月15日、午後1時~4時

場所

学士会館310号室(http://www.gakushikaikan.co.jp/access/

  • 都営三田線/都営新宿線/東京メトロ半蔵門線 神保町駅 A9出口から徒歩1分
  • 東京メトロ東西線 竹橋駅 3a出口から徒歩5分

定員

15名(定員になり次第締め切り)

参加費

5,000円/一人(会場費、資料代等)

主催

千寿知財企画

共催

株式会社薬事日報社、リサーチデザイン研究所

演題と講師

■ヘルスケア分野の産学連携【テーマ1】
~産学連携形態、研究の目利きから連携へ、医薬・機能性食品研究への提言など~
講師:前田 裕司(日本ライセンス協会 産官学連携活用ワーキンググループ・リーダー)

■ヘルスケア分野の産学連携【テーマ2】
~医療機器のオープン開発を土台に、異次元のヘルスケア多階層製品化をめざす~
講師:平野 正夫(リサーチデザイン研究所 代表)

参加申し込み

申込期限:2015年7月13日(定員になり次第締め切り)

●Webから:http://senjipp.wix.com/yujimaeda#!form/cs4c(千寿知財企画HP)
 E-mail:maedy023@vivid.ocn.ne.jp(お名前、ご所属、連絡先(e-mail、FAX)

●Faxから:04-7148-1400(千寿知財企画)お名前、ご所属、連絡先(e-mail、FAX)

講演の概要

ヘルスケア分野の産学連携【テーマ1】
~産学連携形態、研究の目利きから連携へ、医薬・機能性食品研究への提言など~

講師:前田 裕司
(日本ライセンス協会 産官学連携活用ワーキンググループ・リーダー)
元 大阪大学・FIRST審良プロジェクト知財戦略コーディネーター(特任教授)
元 山形大学・大学連携推進室・知的財産コーディネーター(教授)
元 呉羽化学(現クレハ)知的財産部長

講演概要:

  • 産学連携はなぜ必要か?
  • 産学連携は企業の研究開発の一形態
    ‐シーズが違う組織から/オープンイノベーション
  • 研究の目利き1:ヘルスケア分野の研究情報の読み取り方?
    ‐ヒトと生物、分子、遺伝子レベルから個体へ

  • 研究の目利き2:神経・内分泌・免疫ネットワークをどう考えるか?
  • 産学連携で、自社の経営資源とどう融合するか?ポイントは企業内説得!
  • 研究のどの段階で産学連携を開始するか?大学知財が発生する前!
  • 公的資金・大学システムを利用した研究開発成功事例
  • ヘルスケア分野は伸び盛り(未知の分野が一杯/異業種からの参入チャンス)

ヘルスケア分野の産学連携【テーマ2】
~医療機器のオープン開発を土台に、異次元のヘルスケア多階層製品化をめざす~

講師:平野 正夫(リサーチデザイン研究所 代表)
現 大学発ベンチャー(株)マイクロン滋賀 顧問、京都府特別技術指導員、
元 滋賀医科大学 バイオメディカル・イノベーションセンター副センター長(特任教授)

講演概要:

  • 医療機器開発の特質 ニーズpull、ロングラン開発の備え、市場の特質
  • 大型化・システム化が進む研究開発 寡占と専業、低価格が進む健康機器
  • オープン開発の権利輻輳を共創に変える(サプライチェーンに面の付加価値を創る)
    ‐多階層製品化のテーマ形成、共創のための企業選定、プロジェクトマネジメント
  • ロングラン開発と技術移転を視野に置く“大型システム開発のプロセス・デザイン”
    ‐研究テーマ形成から技術移転まで一気通貫の共創支援と利害調整(製品化貢献度評価)
  • 研究の羅針盤とする契約のススメ 大学企業のWin-Win共同研究契約
  • 医学研究における医学者との付き合い方 医師はニーズと評価力を創造する!
  • 疾病の研究から健康の研究へ、大学と企業の協働がますます必要に!
    ‐健康機器開発の過去・現在・未来、通信技術と遠隔診断、知見の融合が拓く健康研究


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