“◆年金や健康保険、介護保険などの情報を1枚のICカードに盛り込んだ、社会保障カード(仮称)を2011年度から導入する検討が行われている
◆年金、医療、介護に関する個人情報が1枚のカードに統一されるため、転職や名字が変わるなどして手続きミスが起きても、すぐ気づく利点がある。また、レセプト情報のほか、特定健診情報、年金情報などを、自分のパソコンで見られるようにする
◆利便性や合理化が強調されているが、便利だと思うものでも、使う人によってはそうでない場合もある。銀行のATMなどがそれに当てはまるだろう。ATMの方が空いていると分かっていても、機械操作ができないため、わざわざ混雑している窓口に並ぶお年寄りは少なくない
◆個人の重要な情報を管理するので、ここ数回の議論は情報セキュリティ確保に偏重している。理解できなくもないが、使いやすいものにするという視点と、カードが使えないことによって不利益が生じないような方策を検討することも必要になるだろう。”
社会保障カード
2007年11月05日 (月)
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