【新製品】非小細胞肺癌薬「タグリッソ」‐肺癌専門MRが情報提供 アストラゼネカ

2016年05月30日 (月)

 アストラゼネカ(AZ)は、上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)に抵抗性のEGFRT790M変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺癌(NSCLC)を効能・効果とする抗癌剤「タグリッソ40mg・同80mg錠」(一般名:オシメルチニブメシル酸塩)を新発売した。T790遺伝子変異に対する世界初の抗癌剤となる。

 タグリッソは、既存のEGFR-TKI治療耐性に関連するT790M遺伝子変異陽性EGFRチロシンキナーゼを不可逆的に阻害する新規作用機序を持つ1日1回投与の経口剤。EGFR-TKI薬剤耐性患者の新たな治療選択肢になると見込んでいる。

 安全性については、抗癌剤「イレッサ」など既存のEGFR-TKI同様、タグリッソの臨床試験でも間質性肺炎(ILD)などの副作用が確認されており、日本人ILD発現率6.3%、致死率2.5%となっている。

 AZでは、1700人のMRのうち、癌専門のMRが300人。その中の肺癌専門のMRがタグリッソの情報提供を行う。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術