厚生労働省が発表した2021年の薬事工業生産動態統計によると、医薬品最終製品の生産金額は前年比0.9%減の9兆1082億円と2年連続の減少となった。医療用医薬品、要指導・一般用医薬品共に生産金額が減少。都道府県別の生産金額は埼玉県がトップとなり、次いで栃木県、静岡県と続き、山口県が前年から45%増で4位に躍進した。
用途区分別に見ると、医療用医薬品の生産金額は8兆4310億円で0.6%減、要指導・一般用医薬品の生産金額は7491億円で4.7%減となった。構成比で見ると、医療用医薬品が全体の91.5%を占め、要指導医薬品・一般用医薬品は8.2%を占めている。
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