武田薬品は、米イミュノジェンから抗体薬物複合体ミルベツキシマブソラブタンシン-gynx(MIRV)を国内導入し、開発することになった。抗葉酸受容体α(FRα)抗体に微小管阻害剤を結合させた抗体薬物複合体(ADC)。同剤は卵巣癌治療のために開発された初めてのADCとなる。
同剤は1~3種類の全身治療レジメンの前治療歴を有する高発現のプラチナ製剤抵抗性卵巣癌、卵管癌、原発性腹膜癌の成人患者の治療薬として米国で条件付き承認を受けている。海外第III相試験(MIRASOL試験)では、既存の化学療法と比較し全生存率(OS)の有意な延長を示している。
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