ナリス化粧品は、兵庫県三木市の兵庫工場敷地内に新しいメイク工場を建設し、4月から稼働を開始した。現在は一部の工事を継続しながら稼働開始しており、工事の完了は2026年1月を予定している。

同社の兵庫工場敷地内には製造拠点だけでなく同社の教育施設等も配置しており、この工場敷地内を刷新するプロジェクトは19年5月に主にスキンケア品を製造するメイン工場の竣工に始まった。21年2月に企業資料館「成寿殿(せいじゅでん)」、同年7月に研修センターを大幅リニューアルしている。
今回の新メイク工場の稼働でこの一連のプロジェクトは完成し、生産性と継続性の向上のため、これまで以上に安全性や快適性を追求し、より高品質な製品を継続的に生産して顧客に届けるように取り組んでいく考えだ。また、顧客だけでなく同社製品を取り扱う取引先に、同社の技術や研究成果を目で見て肌で感じられる場としていく。
兵庫工場に関しては、工場面積が延床面積で1万6719m2。生産品目は液体製品・チューブ製品・クリーム製品・粉体製品(ファンデーション・パウダー類・口紅類・アイカラー等目元用化粧品類)・パウチ製品などとなっており、生産能力は充填包装 約5000万個。