オリンパスは7日、大腸がんで死亡する人を一人でも減らすために、3月の大腸がん啓発月間にグループ全体でグローバルなキャンペーン「Dress in Blue」を実施し、全地域で過去最高となる6810人が参加したと発表した。
大腸がん啓発月間には、大腸がん啓発カラーであるブルーを身に着けて患者を応援するDress in Blueが行われる。同社は、Dress in Blueの取り組みとして、グローバルで同社従業員がブルーを身に着けて写真を撮り、社内イントラネットやソーシャルメディアに投稿することで、大腸がんに関する意識向上と早期発見の大切を呼び掛けている。
3回目の取り組みとなる今年は、写真に写っている人数に応じて、地域別に設定した金額を各地域の団体に寄付した。
日本では2036人が参加し、寄付額は50万円。北米では1130人、5000米ドル(約71万5700円)。欧州では1367人、5000ユーロ(約81万2200円)。アジア太平洋が1777人、5000米ドル(約71万5700円)。中国が500人参加した。総参加人数は6810人で、寄付総額は約274万3000円となった。