日本臓器製薬は、整形外科領域における高度管理医療機器事業へ本格参入した。18日、韓国の医療機器メーカーCGBioから、頚椎前方固定用の脊椎インプラント「NOVOMAXFUSION脊椎ケージ」の日本での独占販売権を取得し、グループ企業のZSpineが販売を開始したと発表した。
同品は頚椎椎間板ヘルニアなどに対して実施する頚椎前方固定術で、椎間板を摘出してできた空間に挿入する高度管理医療機器。
医療用の疼痛治療薬を通じて整形外科領域での実績を築いている同社が、昨年4月にZSpineを設立し、高度管理医療機器の販売事業に参入。特に脊椎脊髄外科治療の選択肢として手術時の医療機器の割合が大きいと見込み、海外企業との提携などで新規医療機器を導入し、販売まで一環で手がける仕組みを構築した。
今回が初の取り組みとなる。