【FDI】アルツハイマー病診断補助の2検査薬、FDAで初の承認を取得

2025年05月20日 (火)

 富士レビオ・ホールディングス傘下の米国Fujirebio Diagnostics,Inc.(FDI)はこのほど、全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパスG1200」検査試薬で、アルツハイマー病診断補助の2検査薬が、米国食品医薬品局(FDA)から承認を取得した。アルツハイマー病診断補助を目的とし、FDAから承認された初めての血液用体外診断用医薬品となる。

 承認を取得したのは、血漿中の217位リン酸化タウ蛋白(pTau217)とβ-アミロイド1-42の比率を測定する検査薬。血漿中の両項目を測定し、その比率を評価することで脳内アミロイドβの蓄積状態の把握の補助として用いられる。FDIは今後、上市準備が整い次第、同検査薬の販売を開始する予定。

 血液バイオマーカーの検査薬は、検体採取における被検者への侵襲性を低減させると共に、簡便に検査が行えることから、より広く検査の機会を提供できるものと期待されている。


医療機器・化粧品」の記事に関するご意見・お問合せは、こちらまでお願いいたします。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術