岐阜薬科大学は、同大学発ベンチャーを4社設立したと発表した。粉体原料を用いたAIソフトの開発やエネルギー創出技術による環境対策など、同大の教員や元教員が研究成果を社会実装するため数年前から準備を進めてきたが、法人化を機に起業が実現した。同大は、6カ年中期計画の初年度を「変革元年」と捉え、法人化の象徴となる大学発ベンチャーの発展に向けた支援を行っていきたい考えだ。
今回設立された大学発ベンチャーは、自社で開発・製造し、同大のロゴを冠した入浴剤や食品の販売などを手がける「コスメヘルス」、ナノファイバーを用いたDDSや化粧品、食品への応用研究の成果を実用化する「ジェノフィブリクス」、粉体原料を用いたAI粉体物性予測システムを実用化する「パウダーインテリジェンス」、省エネルギー型反応開発研究の成果を実装しグローバルな温暖化対策に生かす「ECEテクノ」の4社。
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