オリンパスは7日、20日から3日間、横浜市のパシフィコ横浜で開催予定の第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の共創企業に認定されと発表した。これは、同社のアフリカ・ケニアにおける取り組みなどを通じ、日本とアフリカの関係の強化やアフリカの経済社会課題の解決に貢献する企業として認定されたもの。
TICAD9は、日本政府が主導し、国連、国連開発計画、アフリカ連合委員会および世界銀行と共同で開催する国際会議。TICAD9の共創企業として認定された企業は、国内外におけるTICAD9の宣伝による機運醸成を図ると共に、TICAD9プラットフォーム等を活用し、日本・アフリカ双方において、アフリカ諸国の要人との会談や企業視察等のアレンジを通じた積極的な官民・民民の交流に努めている。
同社は、ケニアをはじめとした新興国の医療水準向上に向けた支援活動を行っている。その一例として、同社は2023年7月から「ケニアにおける消化器疾患診療の人材育成支援(内視鏡領域)」事業を展開している。内視鏡医が不足する同国での内視鏡医療普及を目的とし、ケニアを代表する医学教育機関であるケニヤッタ国立病院を含めた主要医療機関において、日本人医師がケニア人医師に対してトレーニングを実施し、指導医育成の支援を行っている。
なお、同社はTICAD9にて、20日午後3時20分から開催予定のテーマ別イベント(シンポジウム)「アフリカにおける医療技術等国際展開推進事業10年の歩みとこれから」に登壇する。
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