村田製作所は22日、同社の生産子会社であるフィリピンのPhilippine Manufacturing Co. of Murata, Inc.が、2023年8月から新生産棟の建設を進めていたが、このほど完成し、同日に竣工式を行ったと発表した。今回の新生産棟の完成によりグローバルでの生産体制を強化し、今後のモビリティ市場の成長に伴う積層セラミックコンデンサ(MLCC)の中長期的な需要増加に対応していく。
新生産棟は、フィリピン北部ルソン島のカラバルソン地方に属するバタンガス州フィリピン北部ルソン島のカラバルソン地方に属するバタンガス州のタナウアンシティに建設された。RC造地上2階建、延床面積7万7981m2、建築面積3万2454m2で、MLCCを製造する。総投資額は建屋のみで約112億円。
村田製作所はMLCCの生産拠点を日本、ASEAN、中国に分散させてバランスよく生産能力を拡大することで、市場環境変化や需要拡大にフレキシブルに対応できる体制の構築を進めていく。
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