理研ジェネシスの9月19日に国内で製造販売承認された「OncoGuide OncoScreen Plus CDxシステム」が、「トルカプ錠160mg/トルカプ錠200mg」(一般名:カピバセルチブ)とフェソロデックス(一般名:フルベストラント)(製造販売元:アストラゼネカ)との併用療法の適応となる、、内分泌療法後に増悪したPIK3CA、AKT1またはPTEN遺伝子変異を有するホルモン受容体(HR)陽性かつHER2陰性の手術切除不能又は再発乳癌に対するコンパニオン診断として22日付で新たに保険適用された。
同システムは、「OncoGuide OncoScreen Plus CDxキット」と「OncoGuide OncoScreen Plus CDx 解析プログラム」から構成されるコンビネーション医療機器で、次世代シーケンサーと組み合わせて使用される。
同社は14日に、同システムによる検査に関する業務提携契約をエスアールエルと締結し、同検査の臨床導入を推進することを発表している。
この業務提携では、SRLが医療機関から検査を委託し、臨床検体を理研ジェネシスへ輸送する。理研ジェネシスは、ISO15189認定を取得したイノベーションゲノムセンター(川崎事業所)で、SRLから受領した臨床検体の遺伝子解析を実施し、SRLを通じて医療機関へ検査結果を報告するというもの。なお、SRLによる同検査の受け付けは、30日以降に開始する予定になっている。
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