帝国データバンクは13日、2025年度の調剤薬局の倒産件数が前年度から1件増の30件となり、2年連続で過去最多を更新したと発表した。このうち8割強が資本金1000万円未満で、小規模薬局の倒産が目立った。毎年の薬価改定による薬価単価の下落に加え、特に大手ドラッグストアの進出や近隣の病院・クリニックの閉院といった影響を受けやすい門前型調剤薬局で苦境が鮮明になっているという。同社は「ドラッグストアの進出により調剤薬局の存在意義が大きく問われる中、『薬の提供』以外の付加価値を提供できない中小調剤薬局の淘汰が今後さらに進む」と予測している。
集計期間は00年4月から25年3月末までで、負債1000万円以上で法的整理による倒産を対象とした。24年度の損益状況が判明した調剤薬局約120社の動向を見ると、前年度比で「増益」となった企業は36.8%だった。23年度の48.3%から大きく低下し、4年ぶりに4割を下回った。
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