◆「いなくなるためにいる僕ら」――。あるテーマパークで、もののけたちは自らをそう歌っていた。5月31日の世界禁煙デーを前に思い出す
◆かつての勤務先だった雑誌編集部は“昭和90年代”を生きていたので、重要事項はたいてい煙の向こう側で決まり、市民は喫煙者の道を歩むしかなかった。窓のない喫煙室では24時間誰かが火を守っていた
◆もののけは急にやってきた。禁煙外来で使われる薬の副作用に悪夢があるらしいと1人が聞きつけ、どんな夢を見るのだろうと編集部員参加型の禁煙企画が立ち上がったのだ。肝心の悪夢は誰も見られずじまいだったが、その効果はすさまじく、並みいるヘビースモーカーたちはことごとく禁煙に成功してしまった。煙の中の面々は四散し、最後の保守を気取って無人の喫煙室にいると、まるで閉園した遊園地に1人突っ立っているような気分になった
◆そんな無季言子も、もののけの力を借り、今や立派なノンスモーカーだ。気づけば自分ももののけに取り込まれていた。王道の幕切れだ。
もののけに導かれた禁煙
2026年05月11日 (月)
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