◆薬剤レビューへの関心が高まっているが、診療ガイドラインに沿って「ミニ医師」のような提案をするだけでは医師の理解は得にくいと取材で聞いた。薬剤レビューは、薬局薬剤師が多剤服用患者を対象に薬物治療の個別最適化を支援するため、医師に処方提案などを行う業務。来年6月以降、調剤報酬の「服用薬剤調整支援料2」として1000点を算定できる
◆薬剤師ならではの提案を行う上で患者との信頼関係が重要になるという。服薬状況に加え、生活環境や経済状況、薬物療法への希望や不安を把握するには日頃から患者との会話の機会を増やすことが欠かせない。背景を十分に把握し薬学的判断を行うことで、医師とは異なる役割を発揮できる
◆提案で終えるのではなく、提案後の評価まで行うことも重要だ。データの蓄積が次のより良い提案に生きてくるという
◆同業務の実施は容易でないことは確かだが、身構える必要はなさそうだ。日常業務で患者一人ひとりと向き合うことが大事で、その延長線上に薬剤レビューがある。
患者理解こそ薬剤レビューの原点
2026年06月01日 (月)
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