島津製作所は9月24日、同社の創業150周年記念プロジェクトである「The Craftech Project: A Fusion of Kyoto Craftsmanship and Advanced Science & Technology」(京都伝統工芸×島津製品 「技と業」)が、「IDEA (The International Design Excellence Awards)2026」のBranding部門でファイナリストを受賞したと発表した。同プロジェクトは、自社のものづくりの精神と京都の伝統工芸を融合した取り組みとして評価された。
IDEAは、米国インダストリアルデザイナー協会(IDSA)が主催する国際的なデザイン賞で、「デザインの革新性」「ユーザーへのメリット」「クライアントやブランドへの利益」「社会への貢献」「美的な適合性」という五つの基準で審査されている。
同社は昨年3月に創業150周年を迎え、長く受け継いできたモノづくりの思想を世界へ発信する「The Craftech Project: A Fusion of Kyoto Craftsmanship and Advanced Science & Technology(京都伝統工芸×島津製品 「技と業」)」を始めた。京都府との包括連携協定のもと、伝統工芸の工房10社と協業して、同社製品に伝統的な意匠をこらしたコンセプトモデル4機種を製作した。
液体クロマトグラフ「Nexeraシリーズ」、ガスクロマトグラフ「Brevis GC-2050」、回診用X線撮影装置「MobileDaRt Evolution MX8 Version」、頭部・乳房用TOF-PET装置「BresTome」に、西陣織や京友禅、京漆器、金継ぎなどを施している。
これらの装飾は、外装パーツや特製ステッカー、ベッドカバーとしてオプション販売し、昨年末までの期間限定で100台以上を納入した。また、コンセプトモデル4機種は、1年かけて18カ国の島津グループの拠点など57カ所のほか、昨年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)の関西パビリオンでも展示された。
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