
セルフメディケーションの推進に向け、多様な視点から意見交換が行われた
一般用医薬品セルフメディケーション振興財団は9日、都内で一般用医薬品セルフメディケーションシンポジウムを開催した。あいさつした佐藤誠一理事長(佐藤製薬社長)は、医療費の増加や生産年齢人口の減少など、社会保障を取り巻く環境の変化に言及。国民一人ひとりが日常的な健康管理や疾病予防に主体的に取り組むセルフメディケーションの重要性は、今後ますます高まっていくとの見方を示した。OTC医薬品の適正使用に関する研究支援などを通じ、セルフメディケーションを担う薬剤師の育成に寄与すると共に、関係団体との連携を深め、国民の健康増進と持続可能な社会保障の実現に貢献していく考えも示した。
基調講演した兵庫県立はりま姫路総合医療センター院長の木下芳一氏は、「セルフメディケーションを推進するために―症状の改善を目指したスイッチOTC・PPIの使い方」をテーマに講演し、スイッチOTCのプロトンポンプ阻害薬(PPI)の特徴や適切な使用方法について解説した。従来のH2ブロッカーとの違いを説明すると共に、購入者への適切な情報提供や併用薬の確認などの重要性を指摘した。
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