◆スペインのサッカー1部リーグ「リーガ・エスパニョーラ」で、首位を独走するFCバルセロナ。試合に勝利するのみならず、内容でも相手を圧倒するサッカーを展開している。いまや世界で最も観客を魅了するサッカーチームといえるだろう
◆FCバルセロナの強みは、優れた選手育成システムにある。世界中から才能のある子どもたちを発掘し、9歳からチームの下部組織で育て、将来のスターを生み出す。主力のリオネル・メッシ、アンドレス・イニエスタ、シャビの3選手は下部組織出身で、見事に世界的プレーヤーに成長した
◆かつての強豪クラブは、選手の育成よりも、大金で他チームのスター選手を引き抜くチーム強化策を推進してきた。しかし、資金難で経営面を圧迫するようになってからは、育成に力を注ぐ戦略にシフトするようになってきた
◆その考え方は、製薬企業のビジネスモデルにもつながってくる。他社からの導入品も必要だが、キラリと光る新薬を生み出していかなければ、持続的な成長は難しい。国内大手も創薬研究を積極化しており、今後世界を驚かす革新的な新薬の創出を期待したい。
強豪クラブも、製薬企業も。
2011年02月04日 (金)
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