◆ドーハで開催されたサッカーアジア杯で日本は見事に史上最多となる4度目の優勝を果たした。開催国カタールとの激闘、PK戦までもつれた宿敵韓国との死闘など、印象的なゲームが多かった大会だった
◆今回の日本代表を見ると、本田圭佑選手が大会MVPを獲得したものの、大黒柱と呼ぶべき存在はいなかった。それでも優勝した要因には、日替わりヒーローが現れたことと共に、出場選手が自身の役割を懸命に果たしていたことがあるだろう。懸命なプレーの裏には、出場できない選手を思う気持ちもあったのは確かだ
◆そして激闘、死闘をくぐり抜けて勝ち上がるうちに、チーム内の結束はさらに強くなっていった。日替わりヒーローとなった選手が得点後にベンチにいる選手たちに抱きつくシーンなどに、チームが強く団結している姿が象徴されていた
◆医療現場において、日替わりのヒーローは不要だと思う。だが、各医療従事者がそれぞれの役割を果たし、団結することは必要だ。それによって乗り越えられるケースもあり、それが患者のための医療にもつながるのではないかと思う。
団結こそ力
2011年02月02日 (水)
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