あすか製薬は、緊急避妊剤「ノルレボ錠0・75mg」(一般名:レボノルゲストレル)を新発売した。性交後に服用する避妊薬としては国内初となる。今後、医療機関に対し、適正使用に向けた啓発活動を進め、ピーク時には売上高20億円以上を見込む。
ノルレボは、仏ラボラトワール・エイチアールエー・ファルマ(HRA)から導入したそーせいが国内で開発し、今年2月に「緊急避妊」の適応で承認を取得した黄体ホルモン剤。望まない妊娠が危惧された場合に、性交後72時間以内に1・5mg(2錠)の単回投与で、避妊効果を発揮する。今後、HRAが製造し、あすかが販売を行う。
なお、避妊目的のため、経口避妊薬「ピル」と同様に薬価非収載で、希望小売価格は約1万円としている。