
興和は、「バンテリンコーワサポーター」に新たなラインナップとして「保温サポーターひざ専用」(小さめ・ふつう・大きめ)を加え、17日から新発売した。バンテリンコーワサポーターは“生活テーピング理論”に基づいた、確かな構造設計が特徴で、積極的にTV宣伝や新聞雑誌等での広告を展開したことも奏功し、「今ではサポーター市場シェア30%を超えるブランドに成長し、市場全体の活性化にもつながっている」(同社)という。冬場向けの新製品を加え、さらなるシェアアップにつなげる考えだ。
冬の寒い時期には、ひざや腰が痛くなることが多くなりがちだが、原因は寒さによる血行不良ともいわれている。血行不良によって筋肉が固くなると、ひざや腰など日常的によく動かす部位の負担が大きくなってしまう。
新発売した「保温サポーターひざ専用」は、従来商品の機能性はそのままに、吸湿発熱繊維“セルフヒートファイバー”を採用したことで、寒い冬場でも快適に使用することができる。セルフヒートファイバーが、汗の水蒸気が持つ運動エネルギーを熱エネルギーに変化させ、寒い時でもひざを温かく包み込む。さらに、現行品の「バンテリンコーワサポーターひざ専用」と比べ、約5cm長くしたロングサイズ設計なので、より広い範囲を覆い、温かくサポートする。
また、U字型のテーピング編みが、ひざのお皿を持ち上げるようにサポートし、左右のブレを抑えることで、ひざを伸ばす力を助け、階段の上り下りを楽にする。このほか、ズレを軽減し、屈伸時の不快な食い込みやムレを抑制する“スリットニット構造”、上下のアンカーが適度な締め付けでサポーターのズレを防ぎ、U字型テーピング機能を安定させる“アンカー機能”――などが特徴。
小さめ、ふつう、大きめの各サイズがあり、いずれも左右共通1枚入りで、税込み希望小売価格1575円。
バンテリンコーワサポーターは、スポーツ選手の行う完全固定のテーピング(スポーツテーピング)とは異なり、可動域の制限を20~30%とし、階段の上り下りや腱鞘炎の時の手首の痛みなどに用いられているテーピング技術(テーピング理論)に基づいている。昨年春に「ひざ・ひじ・手くび・足くび・ソックスタイプ」の5タイプを発売したのに続き、秋には「腰用」を発売し、ラインナップを充実させた。
さらに今年春には、新シリーズとして、コンディションを整える「アシスト」ラインの「ふくらはぎアシスト」を発売したほか、ひざ専用と腰用には「ゆったり大きめ」サイズを追加発売するなど、カラーバリエーション、サイズも豊富になって好評発売中。