次世代チロシンキナーゼ阻害剤も
厚生労働省が6月29日付で承認した新医薬品では、日本発のDPP‐4阻害薬「テネリア」や抗リウマチ薬「コルベット/ケアラム」が登場。選択性を高めた次世代チロシンキナーゼ阻害剤の腎細胞癌治療薬「インタイラ」、前立腺癌治療薬「ゴナックス」と新規抗癌剤も相次いだ。
◇テネリア錠=田辺三菱製薬、第一三共
「テネリア錠20mg」(一般名:テネグリプチン臭化水素酸塩水和物)は、田辺三菱が創製した日本発のDPP‐4阻害薬。食事療法・運動療法のみ、または食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア(SU)系薬剤、チアゾリジン系薬剤を使用した治療で効果不十分な2型糖尿病の効能・効果で承認を取得した。1日1回の経口投与により、食後血糖と空腹時血糖を改善する。
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