厚生科学審議会科学技術部会は18日、生活習慣病の重症化予防に向けた新たな戦略研究を、2013年度から開始することを了承した。国民的課題の解決を目指す大型の臨床介入研究として17年度まで5カ年にわたって実施し、強力な保健指導による脳卒中や虚血性心疾患等の予防効果を検証する。
新たな戦略研究では、国民の全死亡の3割を占める脳卒中、虚血性心疾患等の循環器疾患、腎不全を発症するリスクの高い人に対し、医療機関への受診を促す保健指導を実施し、脳卒中等による入院・死亡や人工透析導入の予防効果を検証する。
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