日本イーライリリーと日本ベーリンガーインゲルハイム(BI)は、持効型溶解インスリンアナログ製剤のバイオ後続品「インスリングラルギンBS注カート『リリー』、同BS注ミリオペン『リリー』」(先行品名:ランタス)について、「インスリン療法が適応となる糖尿病」を適応症として世界に先駆けて新発売した。インスリン製剤としては日本初のバイオ後続品となる。
両社は、2011年から糖尿病領域でアライアンス契約を締結しており、共同販促する製品としてはDPP-4阻害剤「トラゼンタ」、SGLT2阻害剤「ジャディアンス」に続く3剤目となる。日本イーライリリーが承認取得した。
両社は、トラゼンタとジャディアンスの合剤も開発中で、日本を含む第III相国際共同試験が進行している。