日本製薬工業協会環境安全委員会の登坂晃之副委員長は、22日の総会後に記者会見し、MRの営業車両による有責事故率について発表した。加盟社51社によるアンケートで2013年度の新卒MRによる赴任後1年間の営業車両の有責事故率が86.6%であることに触れた上で、「運転が不慣れなことや知らない土地での運転などいろいろな原因で、多い人は1年間に3~4回事故を起こす」と現状を述べた。
車両事故削減への各社の取り組みとして、事故を起こしたMRに対する直属上司による指導面談や事故多発者への特別講習など、事故削減への取り組みを各社で行っており、一定の成果にはつながりつつあるとして、MR全体の事故率は20%前後でここ数年微減している。
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