◆4月から新社会人になった皆さん、新しい生活には慣れただろうか。今の時期は“5月病”に陥りがちだが、製薬会社の新卒MRにとって今後さらに怖いのは、慣れない車の運転かもしれない
◆日本製薬工業協会加盟51社の2013年度のアンケートでは、新卒MRによる赴任後1年間の営業車両の有責事故率が86.6%という高い数字が出ている。運転が不慣れなことなど原因は様々だが、若年層の車離れが根本にあるのだという
◆製薬会社は自動車保険を法人の名前で契約する場合が多く、たった1人のMRの車両事故が、全体としての法人が事故を起こしたと見なされ、翌年の保険料が上がる。人的被害が恐ろしいのは言うまでもないが、新卒MRの高い有責事故率が、製薬会社にとって保険料負担の面でも深刻な問題であることを物語っている
◆これから研修を終え、活躍される新卒MRの皆さん、特に学生時代に運転の機会がなかった方々は、くれぐれも安全運転で、新しい仕事に意気込むあまりスピードを出しすぎないようお願いしたい。
新卒MRは安全運転で
2016年05月18日 (水)
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