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【アスカット】中国開発から世界導出へ‐疼痛治療薬を癌に広げる

2017年09月07日 (木)

5年以内の黒字化目指す

古田社長

古田社長

 旧ファイザー中央研究所から2度のスピンアウトを経て誕生したバイオベンチャー「AskAt」(アスカット)は、中国を有効活用して自社化合物の価値最大化を図り、グローバル展開を目指す。ファイザーが慢性炎症疼痛でプルーフ・オブ・コンセプト(POC)を取得しているEP4拮抗薬「AAT-007」については、アスカットの中国導出先企業が癌や自己免疫疾患などでの開発を進め、POC取得後には、海外他社にも導出を実現させていく戦略を推進する。古田晃浩社長は、「中国は、ヒトで早期にエビデンスを獲得するのに最適な国。中国でパートナーが見つかったことは、われわれにとって大きな前進となっている」と意欲を示す。5年以内の黒字化、2025年には売上高28億円以上を目標に掲げる。

 アスカットは、ファイザーが中央研究所から撤退後に設立されたラクオリア創薬が、上場後の業績不振で消化器疾患と疼痛領域のうち、消化器疾患領域にリソースを集中させる組織再構築を図ったのを契機に、疼痛領域の人材が独立して立ち上がった。投資家の意向が戦略に強く反映されているラクオリア創薬とは異なり、創立メンバーがアスカットの株式の大半を保有している事業体制を選択している。


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