
日本医師会の横倉義武会長は20日に記者会見し、診療報酬本体を0.55%引き上げることで決着した2018年度診療報酬改定率について、「一定の評価をしたい」と概ね歓迎する考えを示した。
横倉氏は、前回16年度改定を上回る改定率で診療報酬本体が引き上げられることになった結果ついて、「一定の評価をしたい。前回改定から日医が主張してきた物から人への評価だと考えている」と満足感を示した。ただ、「(100点満点中)60点だ。物価と人件費の上昇を踏まえ、本体で0.76~0.78%の改定率が望ましいと考えていたが、厳しい財政状況と国民皆保険制度の持続を考えた場合、ギリギリのところだったのではないか」と感想を語った。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。