厚生労働省は20日、大塚製薬のV2受容体拮抗薬「トルバプタン」(製品名:サムスカ錠、同顆粒)など9品目について、添付文書の「使用上の注意」を改訂するよう製造販売業者に要請した。
トルバプタンについては、「重大な副作用」の肝機能障害の項に「急性肝不全」を追記する。直近3年間に国内で報告された副作用症例で急性肝不全障害に関連する症例が11件確認され、そのうち死亡例が7件だった。今回、専門家の意見を踏まえた上で、使用上の注意を改訂することが適切と判断した。
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