
調剤機器開発・販売の三駆(東京調布市)は、調剤薬局・小児科クリニック向けに水剤分包機「おくすりちゅーちゅー」を新発売した。水薬1回量をワンタッチ開封の使い捨て容器に、その場で分包できる。
乳幼児に処方されることが多い水剤は、これまでは処方日数分をまとめて水剤ボトルで渡すのが一般的で、乳幼児の親などが指定された分量をスプーンやスポイトで計量し、飲ませていた。この際にスプーンやスポイトでの投与だと、投与量を間違えたり、こぼしたりすることがあった。
そこで水剤分包機「おくすりちゅーちゅー」を使えば、調剤薬局や小児科クリニックで水剤を1回分の量に分包できるので、投与量を間違えることがなくなる。容器の飲み口は子供がくわえやすい形状になっており、こぼすことなく飲ませることができる。容器はワンタッチで開封でき、1回分ごとの使い捨て容器のため衛生的で、外出時にも簡単に飲ませられる。
使用方法は、水剤全量をホッパに投入。適したサイズの容器をセットし、患者の氏名を選択するだけ(レセコンと連動している場合)。オプションのラベルプリンターを接続すれば、容器に貼るラベルシールも印刷が可能。機器一式は税別320万円(諸費用別)で受注生産となる。
購入はウェブサイト(https://093chu2.com/)またはTEL(042-498-5592)