
6月にあゆみ製薬の新社長に就任した唐沢清紀氏は本紙のインタビューに応じ、既存領域となる整形・リウマチ領域以外にも事業を拡大する考えを表明。「今後5年以内に売上1000億円を目指したい」と方向性を語った。6月に株主となった米投資ファンド「ブラックストーン・グループ」の資金・ネットワークも活用し、開発パイプラインの強化や企業買収、既存領域における再生医療や未病・予防などへの参入も検討していく方針である。
あゆみ製薬は、整形・リウマチ領域に特化した企業として2015年に設立。現在は、解熱鎮痛薬「カロナール」や関節リウマチ治療薬のバイオ後続品「エタネルセプトBS」の二つを事業の柱に位置づける。株主が投資会社「ユニゾン・キャピタル」からブラックストーンに変更になったことで、既存領域以外にも事業を拡大する構え。24年までに達成する売上目標を500億円から1000億円に引き上げる。
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