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【感染症学会】AMR薬の開発促進策議論‐保険償還システム見直しを

2020年08月27日 (木)

 多剤耐性菌(AMR)に対する医薬品開発を促進するためには、薬事承認後の保険償還システムの見直しが必要――。21日に都内で開催された日本感染症学会学術講演会のシンポジウムでは、抗菌薬を開発するベンチャーが上市後に投資回収できずに倒産する中、新薬開発に成功した企業が投資に見合った利益を確保できるよう上市後のプル型インセンティブを検討すべきとの声が相次いだ。日本での導入に当たっては、個々の抗菌薬の価値を価格としてどう評価するかが課題として挙げられた。

 AMR薬開発をめぐっては、一つの品目に1000億円以上の研究開発費がかかり、AMR患者数の少なさなどから企業の投資回収が課題となっている。抗菌薬を開発する企業数が減少し、大手企業では英アストラゼネカ、スイス・ノバルティス、仏サノフィが相次いで撤退し、ベンチャーの倒産を引き起こしている。


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