新薬剤師養成問題懇談会(6者懇)が14日に開かれ、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会の薬剤師団体側からは薬学部の定員抑制に向けた施策を急ぐよう行政側に求める意見が相次いだ。厚生労働省の需給調査を踏まえ、文部科学省の検討会で今夏をメドに対応策を検討している段階だが、「各大学の自発的な定員抑制策では限界がある」と指摘。国が問題意識を持って薬学部の改革を進めるよう強く要求した。
この日の6者懇では、日病薬が薬学部定員の適正化に言及。現在は学生過剰の状態が続いているとし、学生の質の担保や退学率増加など多くの問題が絡んでいると指摘した。
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