厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の軽症者向け治療薬を確保するため、当初計画より前倒しで納入する方針を示した。
MSDの抗ウイルス剤「ラゲブリオ」(一般名:モルヌピラビル)は3月までに80万人分の供給量を確保。10日にファイザーが特例承認を取得した「パキロビッドパック」の提供開始に加え、グラクソ・スミスクライン(GSK)の中和抗体薬「ゼビュディ」(ソトロビマブ)、ギリアド・サイエンシズの「ベクルリー」(レムデシビル)も前倒しで追加納入を行い、需要に対応していきたい考えだ。
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