武田薬品は8日、デング熱予防ワクチンとして開発中の「TAK-003」の承認を欧州で取得したと発表した。同社のワクチン事業の海外本格展開となる。
同ワクチンは、デング熱を引き起こす4種全てのデングウイルス血清型を含む4価ワクチンで、接種前の血清型検査が不要。4歳以上が対象となる。
ワクチン事業は、武田のグローバル戦略事業の一つ。最初に8月にインドネシアで承認された。現在、ラテンアメリカ、タイなどのアジア地域(日本含まず)でも承認審査中。
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