
山本信夫会長
日本薬剤師会の山本信夫会長(写真)は22日、定例会見で平均乖離率7.0%の0.625倍超の品目が改定対象範囲となった2023年度薬価中間年改定の骨子に言及。「相当数が改定対象となり、薬局や医療機関で影響を受けるため、辛い改定」としつつ、物価高などによる不採算品に対する不採算品再算定ルールの適用や、新薬創出等加算の加算額増額などの手当てが行われたことについては、「(日薬の要望が)薬に関しては一定程度実現され、安堵はしていないが、大変ありがたかった」と述べた。
山本氏は、「中間年改定をやってほしくないと伝えてきて、製薬企業が新薬を創出するインセンティブを失わないよう様々なお願いをしてきた」と述べた上で、「製薬企業にとっては一定程度手当てをすると聞いているので、前回の中間年改定に比べて評価している」と語った。
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