厚生労働省は23日、新医薬品として13製品18品目を承認した。非小細胞肺癌などを適応とする新たな癌免疫療法薬でアストラゼネカの抗CTLA-4抗体「イジュド点滴静注」が登場する。同社の抗PD-L1抗体「イミフィンジ点滴静注」と併用する。また、田辺三菱製薬の筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬で、注射剤の「ラジカット」に新たに経口懸濁液剤が加わった。
承認された製品は次の通り(カッコ内は成分名、企業名)
▽イジュド点滴静注25mg、同300mg(トレメリムマブ遺伝子組み換え、アストラゼネカ):効能・効果は、25mgは「切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」「切除不能な肝細胞癌」、300mgは「切除不能な肝細胞癌」
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。