医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、昨年12月28日付で不妊治療に関する効能追加が行われた第一三共エスファのアロマターゼ阻害剤「レトロゾール錠2.5mg『DSEP』」(一般名:レトロゾール)について、「禁忌」の項目に活動性の血栓塞栓性疾患患者が含まれていない記載不備があったことを公表した。同社は6日付で訂正、公表している。
同剤は、閉経後乳癌を効能・効果としていたが、12月28日付の添付文書改訂で、生殖補助医療における調節卵巣刺激、多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発、原因不明不妊における排卵誘発と、不妊治療に関する効能が追加された。
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