厚生労働省の「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」は13日、アカデミアやバイオベンチャーによるシーズ開発・導出を促進するための方策を議論した。構成員からは、アカデミアやベンチャーに有望な開発候補品があっても臨床段階に橋渡しできていない現実や活用できる資金・人材の少なさが壁になっているとの指摘があり、創薬ベンチャーとグローバルで事業展開する企業との連携や海外の創薬エコシステムを活用するための政策的な後押しが必要との声が相次いだ。
世界の医薬品で創薬開発品目数シェアを見ると、ベンチャーが8割を占めるが、日本はベンチャー発医薬品の上市が少ないことが課題となっている。
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