Meiji Seika ファルマの小林大吉郎社長は1月30日、本紙の取材に応じ、グループのジェネリック(GE)事業の再編に着手したことを明らかにした。薬価下落と原材料高の事業環境の中で、高齢者人口増加などによる薬剤需要増に応えるため、製品企画、製造、販売にわたる大幅な体制見直しを進めてコスト競争力を強化し、持続可能なGE事業の確立を図る。小林氏は「品質をゆるがせにすることなく、安定供給体制を整える」と再編への意気込みを語った。
小林氏は、ワクチンや抗菌薬開発を担う数少ない感染症メーカーの使命を、経済安全保障も含め引き受けるには、「事業ポートフォリオの見直しを考えなければならなかった」と述べ、GE事業再編はその一環であると説明した。
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