厚生労働省は、モデルナの新型コロナウイルスワクチン(従来株対応型)について、11日付で供給を終了したと発表した。同日付で全ての従来株対応型が有効期限を迎えたため。オミクロン株BA4/5系統に対応した2価ワクチンに関しては、引き続き接種に使用されるとした。
モデルナの従来株対応型ワクチンをめぐっては、承認取得前の2020年10月に、同社と国が供給に関する契約を締結した。それ以後、全国の予防接種に用いられ、最終的な活用状況として約1億4300万回分が供給され、このうち約4610万回分は廃棄された。
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