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【日本薬学会第143年会】シンポジウムの概要 核酸医薬開発の現状と課題-国産の核酸医薬創出に向けた取り組み

2023年03月23日 (木)

オーガナイザー
 川上純司(甲南大FIRST)
 井上貴雄(国立衛研)
 小比賀聡(阪大院薬)

 核酸医薬品は従来型の分子標的薬と異なり、標的蛋白質の構造や物性に依存しない汎用性の高い分子設計が可能であり、特に2016年以降から急速に実用化が進んでいる。これらの多くは海外開発品であるが、20年に初の国産核酸医薬が日本と米国で承認され、現在も多くの核酸医薬が前臨床・臨床試験中である。わが国において今後加速度的に進展するであろう核酸医薬品の開発とそれに続く承認申請に向け、核酸医薬品の品質管理のあり方について産官学でコンセンサスを形成することは喫緊の課題である。

 本シンポジウムでは、核酸医薬のCMC(Chemistry, Manufacturing and Control)について、製薬企業・PMDA・大学からシンポジストを迎え、産官学におけるこれまでの取り組みを踏まえて、今後解決すべき問題点について議論する。さらに、現在AMED主導で展開されている次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(RNA標的創薬技術開発)での取り組みを紹介する。

 (川上純司



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