薬学教育評価機構は、2022年度の6年制薬学教育評価を行った結果をまとめた。昨年度に対象となった岐阜薬科大学、京都大学、京都薬科大学、就実大学、昭和大学、千葉科学大学、同志社女子大学、東邦大学、徳島文理大学、九州保健福祉大学の10校のうち9校が評価基準に適合と認定されたが、九州保健福祉大は内部質保証、教育課程の実施、学修成果の評価の項目に重大な問題点が認められるとして、総合判定を保留した。適合と判定された複数の大学でも、内部質保証や学修成果が適合水準に達していないとの指摘があった。
同機構は今回、総合判定が保留となった九州保健福祉大薬学部薬学科の評価で、▽内部質保証▽教育課程の実施▽学修成果の評価――の3項目について重大な問題点が複数認められると判定し、早急に改善に取り組むことを求めた。
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