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ドラッグストアかコンビニか

2006年01月18日 (水)

◆小売業界にとっては、消費者の支持をいかに集めるかが、生き残りへの大きな課題だ。最近では、都市部への人口回帰や高齢化を受けて、新たな戦略を打ち出す店舗が増えている
◆例えば30年間にわたり成長を続けてきたコンビニエンスストア。既存店の売上高は1年以上もマイナスを記録するなど、成長神話が崩れつつある。既に安価な生鮮食品を取り扱う新型店を展開したり、以前の“御用聞き”のようなサービスの強化、さらに商品の値下げや24時間営業を見直す動きまである
◆一方ドラッグストアを見ると、取り扱い品目が増える傾向にある。医薬品や健康食品、化粧品はもとより、最近では食品や飲料、酒類、日用雑貨に至るまで、実に多彩なアイテムを取り揃えている。さらに冷凍食品や弁当類を豊富に品揃えする店舗もあり、ちょっとしたスーパーやコンビニと変わらない店も出てきた
◆これまでの常識を打破しようとするコンビニ本家と、コンビニに近づこうとするドラッグストア。どちらが消費者の支持を集められるのか、今後の小売業を占う上で、大きな鍵になるだろう。



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