医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、9日付で血圧降下・血管拡張剤のレニン-アンジオテンシン系阻害作用32成分を含有する医療用医薬品の添付文書改訂が指示されたことに伴い、妊娠中の女性に投与しないことなどを求める「医薬品適正使用のお願い」を周知した。
厚生労働省が添付文書の「使用上の注意」を改訂するよう製造販売業者に指示したのは、アジルサルタン、バルサルタンなどアンジオテンシンII受容体拮抗剤(ARB)20成分、ベナゼプリル塩酸塩などアンジオテンシン変換酵素阻害剤(ACE阻害剤)10成分、直接的レニン阻害剤のアリスキレンフマル酸塩1成分、アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害剤のサクビトリルバルサルタンナトリウム水和物1成分の計32成分のいずれかを含有する医療用医薬品。
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