ヤクルト本社は、業績が悪化している医薬品事業について、4月の薬価改定で約10%引き下げられたことを挙げ、「事業環境が今まで以上に厳しい状況を踏まえ、対応を検討する」と表明した。今後も製品の安定供給を堅持すると強調している。
2023年3月期決算説明会に合わせて公表された「今後の経営展望について」とする資料で説明されたもの。決算短信では、同事業の見通しについて「金額的重要性により、24年3月期からその他事業部門に含めて表示する」とした。「その他」には化粧品やプロ野球興行が含まれ、医薬品事業の全事業の売上に占める割合は2.6%と前年度から1.4ポイント縮小している。
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